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最新 乳房炎コントロール~損失を最小限にする~

¥3,520 税込

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最新 乳房炎コントロール~損失を最小限にする~
三好 志朗、三浦 道三郎 著
B5判/152頁

《バルク乳から真相がわかる!》
 乳房炎を予防するには、農場でどのような種類の原因菌が存在しているのかを知ることが非常に重要であり、それが「バルクタンク乳モニタリングが乳房炎コントロールのファーストステップである」といわれるゆえんです。
 バルクタンク乳モニタリング結果について、いろいろなケースを紹介しながら問題点を見つけ出し、改善する方法を紹介します。
 また、乳房炎の治療では、原因菌を乳汁培養により特定して最適な薬剤を投与することが、治療期間を短くする方法です。
 オンファームカルチャーを含め培養結果に基づく治療プロトコルも紹介します。
 さらに、牛床環境を含めた搾乳衛生や搾乳手順などについても、いかに乳房炎予防において重要であるかを解説します。
 そして、乳房炎コントロールの今後を展望します。

【内容】
第1章 酪農現場と乳房炎感染の真相を見抜く
Part1 バルクタンク乳モニタリング
 ・乳房炎コントロールのためのモニタリングの重要性
 ・バルクタンク乳モニタリング
 ・バルクタンク乳モニタリング継続の重要性
 ・バルクタンク乳モニタリング結果の読み方
 ・バルクタンク乳モニタリングから見る黄色ブドウ球菌感染農場
Part2 臨床型乳房炎のモニタリング
 ・黄色ブドウ球菌性乳房炎の根絶プログラム
 ・乳房炎原因菌としてのレンサ球菌とバルクタンク乳モニタリング
 ・バルクタンク乳モニタリングにおけるエスクリン陽性レンサ球菌とは?
 ・大腸菌群に対する乳房炎コントロールの基礎
 ・乳房炎はすべて同じではない/乳房炎原因菌モニタリングの重要性
 ・乳房炎の発見の精度を高めるためのスコアリング・システム
 ・治療開始を遅らせることができる乳房炎を理解する
 ・乳房炎スコアリングをもとにしたオンファームカルチャー
 ・オンファームカルチャーにおける乳房炎治療プロトコルの重要性
 ・オンファームカルチャーにおける「原因菌検出なし」の乳房炎を理解する
 ・「抗生物質が効かない乳房炎」を理解する
 ・レンサ球菌性乳房炎と過搾乳の関係
 ・環境性乳房炎予防のための敷料マネジメントの重要性
 ・搾乳中の乳房炎感染予防のためのライナースリップとバックフラッシュを理解する
 ・乳頭とライナーの適合性を見つけることの重要性
 ・マイコプラズマ性乳房炎について理解する
第2章 乳房炎コントロールのポイントを整理する
 ・牛群の現状を再確認する
 ・乳房炎を生産現場で考える
 ・正しい搾乳手順
 ・移行期の免疫機能と乳房炎
第3章 乳房炎コントロールの今後

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