
ちょっと待って!! その分娩、本当に子牛の牽引が必要!?
¥2,934 税込
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ちょっと待って!! その分娩、本当に子牛の牽引が必要!?
牛のお産 正常・異常とその対処
――正しい分娩の生理を学ぶことが、安産への道。不用意な分娩介助が難産を招くこともある。
堀 仁美 著
A4版/88頁
もくじ
はじめに
第1章 『待つ』ことには価値がある。反対に介助にはリスクがある。
ある日、突然気がついた
何で容易に引っ張るのか?
私たちの取り決め
何もしないほうが、結果は良い!
分娩を「介助する」こと
「介助」ですらもリスクになる
牽引の失敗がもたらすリスク
早すぎる牽引をすることで母子を失う可能性がある
介助のリスクは産後も続く
介助の際は判断を正しく
第2章 分娩の経過~出産までの大まかな経過~
分娩は生理的現象だ
母牛の体内での子牛のポジション
正常な分娩の経過
第3章 分娩の経過 ~時期ごとの詳細~
開口期(第1期)
産出期(第2期)
後産期(第3期)
第4章 安産のカギ ~最も重要なのは分娩時の母牛の環境~
子牛を牽引するより母牛が安心して分娩できる環境を
外傷を防ぐために母牛に必要な環境
分娩時の母牛の外傷はとても怖い
衛生的な環境を! 加えて細菌学的に衛生的な環境を!
第5章 母牛の外観から分娩の異常を疑う
分娩介助、その前に!
母牛の外観から「分娩自体の」異常を疑う
第6章 分娩の異常を見極める~内診~
異常を見極める手段 内診を行う
衛生的な内診を! そのためには消毒剤を過信しない
使用されている濃度が滅茶苦茶
殺菌消毒作用を信用しすぎて滅茶苦茶
内診を行う際の注意事項
内診で診るべき点~実際に内診をして確かめる~
第7章 「介助する」という判断の基準
異常な分娩~何をするべきかの判断~
母牛の側から見た子牛の牽引のタイミング
子牛の側から見た子牛の牽引のタイミング
分娩中の経過時間は子牛を牽引するうえでの指標にならない
第8章 踏み切る前に確認を!~生まれてくる子牛の姿勢~
子牛が生まれてくる姿勢
本当に頭位? 本当に尾位? 「その子牛」の足?
頭位と尾位~その区分
頭位と尾位は子牛の骨で区分する
前足と後ろ足は曲がる方向が違う
前足と後ろ足は形も違う
第9章 介助の前にまず準備
介助に際して用意するもの
1.人
2.子牛の体を保持するための道具~産科チェーン・産科バンド・細めのロープ等~
3.きれいなバケツを最低2つとお湯
4.産道潤滑剤
5.助産機
介助は力で行うものではない
第10章 介助を行う上での鉄則
介助の鉄則~牽引が必要な介助ならそれは陣痛に合わせて行うこと~
抵抗が強ければ一旦牽引を止める
第11章 過大児の介助
過大児を介助する
交互にずらして引く
ヒップロックは早く解除しなければ母子とも致命的
第12章 難産を介助するうえでの心得
難産介助の心得その1~納得ができるまで調べる~
難産介助の心得その2~準備を綿密に行う~
難産介助の心得その3~計画を綿密に立てる~
難産介助の心得その4~重要なのは引くのではなく押し戻すこと~
生まれてくるのは一頭だけとはかぎらない
おわりに
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